M-03のサイズアップ版としてFF-02が在るのだから、M-04のツーリングがあっても良いんじゃないかな?という単純な発想で生まれたのがこの「MR-00」です。
旧田宮ツーリングカーのボディマウント穴位置にできるだけ合わせる。
TBエボリューション1のサスにTA-04Rのアップライトを装着しキャスターを起こすと同時にシャーシ側もアッパーアーム支持位置を上げキングピンピロボール化。
ホイールベースを田宮ツーリングに合わせる。
パーツが破損したときにはできうる限り市販品を無加工で使用し修復可能であること。
サスアームはTBエボリューション1の物を使用。ユニバーサルシャフトはTB-02用。リヤアップライトはTL-01LAの物。
フルチタンビス化。
トビークラフトのM-03スピードチューンギヤを使用。
●ひとこと
M-04のツーリングサイズ化に際し、基本的にはM-04L用延長ブロックの追加、TL-01用ロングサスキットの取り付けで済むだろうと思いきや、次々と問題点が露呈しました(笑)
●操舵系
当初、TL01-LAのアップライト・・・をそのままでは使えないので延長して使用していましたが、コーナーリングが不安定なうえ、ストレートでも高速域で直進性が悪く、使い物になりません(汗)
これは強すぎるキャスター角(約15度)が原因であると判断し、さしあたって現在はTA-04RのCハブ&アップライトを使用しています。
これでもノーマルよりかなりキャスターは起きます。
また、バンプインを押さえるためサーボの取り付け位置を高く設定し、ステアリンケージの取り回しを下方としてがロアサスアームとほぼ平行になるようにしてあります。
ただサーボ分重心が上がってしまいました…
一般にキャスター角は寝かせた方がマイルドであると言われますが、場合によっては強すぎるキャスター角とキングピンオフセットはコーナーでフロントイン側のタイヤの引っかかりを誘発し、リヤタイヤのインリフトによるトラクションの逃げを発生させることがあるんですよ~。
4駆なら大した問題ではないんですけどね(^^;
●シャーシの延長
M-04Lの延長ブロックを2個連結しただけでは田宮ツーリングカーのホイールベースに5mmほど足りませんでした。
妥協するのも1つの手段でしたが納得がいかないため、延長ブロック固定用のビスを長い物に交換し、カワダの6mmロッドエンドとボールでトラス状にコネクト。
このビスは奥まったところに入る指示なのでスペーサーを噛ましてボールの固定位置が外に出るようにしてやります。
これでホイールベースは確保!
前後延長ブロックの間には5mmの隙間が発生しますが、オーバーラップする部分は十分にあるため左右方向のガタは無し。
問題は前後方向のガタですが、隙間に京商ミニッツレーサー用のタイヤを折って挟み込むことで解決しています(笑)
このリンク形状を見た「niC」さんにズバッカーと命名されました(笑)Z型だから(実際は逆向きですが)だそうです(^_^;
●ボディ
今もハチロクのボディを使用していますが、かなりボコボコになってます(^_^;
ナンバープレートもフォグも吹っ飛んでます(汗)
○セッティングデータ○
フロントダンパー
TB-02付属ダンパー(CVAスーパーミニに旧ローフリクションのシャフト)
ダンパー長 62.0mm・スクエア製汎用2穴ピストン・オイル=400番
スプリング=田宮ミディアム・テンション5mm
ダンパー取り付け位置=ダンパーステー・自作プレート
ダンパー取り付け位置=サスアーム・内側
リヤダンパー
TB-02付属ダンパー(CVAスーパーミニに旧ローフリクションのシャフト)
ダンパー長 60.0mm・スクエア製汎用2穴ピストン・オイル=400番
スプリング=田宮旧ソフト・テンション5mm
ダンパー取り付け位置=ダンパーステー・内側
ダンパー取り付け位置=サスアーム・内側
フロントキャンバー
ネガティブ0.5度
リヤキャンバー
ネガティブ0.5度
フロントトー角
0.5度トーイン
リヤトー角
1.0度トーイン
前後アッパーアーム取り付け位置
フロントはシャーシ側=自作ステー、Cハブ=キングピン同軸
リヤはシャーシ側=標準、ナックル側=外側。
-備考-
タイヤはソレックスの24R
なかなか煮詰めると苦しいですね、MRと言うのは…