なにやらパワーソースの過激化に伴ってボールデフよりギヤデフのほうが優位に立つ場面が出てきたようなので、過去のビンボーチューン法を復活させてみようかと。
用意するものはタミヤタイプの3ベベル式ギヤデフとOリング3個、加工用のカッターナイフ。
図のとおり小ベベルの外側にOリングを挟み、デフキャリアの小ベベルシャフト受けのリブをOリングがぎりぎり入るくらい削ります。
当時はボールデフが買えない人のビンボーチューンと言われていましたが、作動原理は理に適っているんですよ?
負荷が掛かると小ベベルを外側に押し出そうとする力が働き、小ベベルがOリングに押し付けられてフリクションを発生するという原理、古くは’80年代初期の1/8GPレーシングカーでも用いられていたのです。
ギヤデフにオイルを充填してもすぐ漏れてしまうタミヤタイプのギヤデフでは試してみる価値はあると思います。
…もっともこの形式のデフが使われて居るタミヤ車ってM05とM06くらいしかないのよねw
あとはTT01とか…問題外だけどクロカンとか(汗)